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岡本グループ2022年3月期連結決算概要

レッグウェア製造卸販売・岡本株式会社(本社:大阪市西区・本店:奈良県広陵町)は、2022 年 3 月期(2021 年 4 月~2022 年 3 月)の岡本グループ連結決算概要について、以下の通りお知らせいたします。

1.2022年3月期決算報告(連結)

売上高 378億円( 前期比 104%)

経常利益  5億円( 前期比 48%)

 

日本経済は、新型コロナウイルス感染症変異株の拡大影響により、景気の動向は不透明な状況が加速しています。個人消費においては、長期化する活動規制や実質賃金の停滞によって消費構造の変化や消費マインドが低下しています。一方、世界経済においては、米国の長期金利の上昇や利上げ観測の高まり、原油高などを背景に日本の貿易収支悪化観測から円売りが加速し、円安傾向となりました。
当社事業を取り巻く競争環境では、小売業者と海外メーカーによる直接貿易の拡大、生活防衛意識の高まりに対応した流通の低価格路線が益々激化しています。
このような状況の中で、当期は、マーケティング主導型企業への転換を加速すべく、社長交代による新体制の下、経営方針「 Change!, or Die ~ 意識改革と構造改革の断行~ 」に取り組んで参りました。また、岡本グループとして総合力を活かし、ブランド確立に向けた生活者起点の商品開発力の強化とブランド確立に向けたマーケティングの強化、カテゴリーおよび流通でのトップシェア獲得へ向けた営業活動を推進しました。しかしながら、為替・原料の高騰や海外の輸送遅延、運賃高騰などの影響が当社の想定を上回る状況となりました。その結果、当期は、連結売上高 378 億円(前期比 104%)、経常利益は 5 億円(前期比 48%)で増収減益となりました。

※億円未満は四捨五入で表示しております。

2.2023年3月期の経営施策について

2023 年 3 月期は、新社長の体制にて、新たに設定いたしました中長期ビジョンとミッションのもと経営に取り組んでまいります。「世界に通用するマーケティング力の優れたレッグウェアメーカーとなる」から「世界から必要とされるマーケティング力の優れたレッグウェアメーカーになる」へと改定をいたしました中長期ビジョンには、「顧客の立場からの視点を主にする」ことをより強化していくという思いを込めております。合わせてミッションを、「足もとから、ひとりひとりの幸せを共に創る」へと変更し、「共創」という言葉をキーワードに、レッグウェアを通じてお客様の生活の質を向上する新しい価値を創造し続けて参ります。これらの実現に向け、経営方針を「ブランド価値経営への転換~重点集中による収益改善~」として取り組んで参ります。

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