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経済産業省 「次代を担う繊維産業企業100選」に選定

 

国内靴下売上高No.1※1のレッグウェア製造卸販売・岡本株式会社(本社:大阪市西区/本店:奈良県広陵町、代表取締役社長:岡本隆太郎)は、経済産業省が実施した「次代を担う繊維産業企業100選」において、「技術力やデザイン力による付加価値の創出」を行った企業として選定されました。

※1…2022年8月3日付 繊研新聞による

経済産業省では、繊維産業において、優れた技術を持った企業や、優れた取り組みをしている企業を広く周知することで、社会的認知度の向上と、優れた取り組みの業界への横展開を図るとともに、選定事業者のビジネスチャンス拡大を目指すことを目的として、「次代を担う繊維産業企業100選」を選定しています。

創業以来、当社はお客様の満足を第一に、自社での研究開発を深めながら真摯にモノづくりに取り組んできました。ベビーからシニア、ファッション、スポーツ用から医療用まで、レッグウェア専業メーカーとして、多種多様なレッグウェアの企画開発および製造卸販売を行っています。「世界から必要とされるマーケティング力の優れたレッグウェアメーカーになる」というビジョン実現のため、変化への挑戦を続けています。その挑戦の中で、「靴下が脱げる」というお客様の声にお応えした商品で靴下市場を活性化することに取り組んでまいりました。

 

【評価ポイント】

靴から見えない短い丈の靴下である「フットカバー」は、「脱げやすい」ことが消費者および業界の認識として根付いていました。このお悩みにお応えする商品「脱げないココピタ」が、累計販売数5,000万足を突破(2018年1月~2021年12月 岡本株式会社出荷ベース)。2019年度には消費科学フロンティア賞を受賞しています。

●「脱げる」悩みにお応えした滑り止め構造

靴の製造工程から学習し、「靴と靴下と足の間に生じる摩擦力」に着目。靴や足の動き、素材の伸縮性などの研究を重ね、かかと内側部分の新たな滑り止め構造である「コの字型ストッパー」(特許第6449036号)を開発しました。歩行中の足の動きを研究し、縦と横の動きを抑制する滑り止めの形状と取り付け場所の検討を重ね、お悩みに応える商品を実現しています。

 

●「脱げない」を一目で伝えるビジュアルを考案

「フットカバーは脱げるもの」というお客様の固定観念および「本当に脱げない?」という不信感を打破する策として、「靴下の引っ張り写真」のビジュアルを開発(商標登録6154125号)しました。商品パッケージや店頭の販促物だけではなく、TVCMやメディアの取材などを通じて一貫した訴求を行うことにより、商品のベネフィットをお客様にわかりやすく伝えることに取り組みました。

 

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